
Salesforceエンジニアに必要なスキルってイメージできないな〜

確かにわかりにくいよね!5つに絞って説明するね!
「Salesforceエンジニアになるにはどんなスキルが必要?」
「自分の持っているスキルで通用するのかな?」
Salesforceエンジニアになるには何か特別なスキルが必要じゃないかと心配になってしまいますよね。
実際、Salesforceエンジニアに求められるスキルはイメージしにくく、転職やキャリアチェンジを考えても「自分に向いているのか」がわかりにくい部分があります。
でも大丈夫です。特別な才能や尖ったスキルがなくても、基本的なスキルさえ押さえていればSalesforceエンジニアとして十分に活躍できます。
この記事では、私が10年以上Salesforceエンジニアとして働く中で「これがあれば大丈夫!」と実感したスキルを5つご紹介します。
- コミュニケーション力
- 業務理解力
- Webアプリケーションの基礎知識
- データベースの知識
- 学び続ける力 !!最重要!!
どれもエンジニアとしてすでに培ってきたスキルがベースになりますので、「これなら自分にもできそう」と思っていただけるはずです。
Salesforceエンジニアに必要な5つのスキル

一般的なエンジニア職と比べて、Salesforceエンジニアは「顧客に近い立場」で働くことが多いです。
だからこそ、単なるプログラミングスキルだけでなく、人や業務に関わるスキルも欠かせません。
その中でも特に重要な5つをご紹介します。
コミュニケーション力
Salesforceエンジニアの仕事では、顧客との打ち合わせや、他のエンジニア・パートナー企業との連携が日常的に発生します。
特に要件定義や仕様調整では「相手の言葉を正しく理解して、自分の言葉で伝え直す力」が求められます。
とはいえ、特別に話がうまい必要はありません。
- 状況を正しく伝える
- できること・できないことをはっきり示す
といった基本ができれば十分です。
例えば、不具合が起きたときに「調査中です。1時間後に状況をお伝えします。」と伝えるだけでも、相手は安心できます。
私自身も、まずは状況を正確に伝える、悪い内容も誠実に共有することを意識してきました。
こうした小さな積み重ねが、円滑なコミュニケーションにつながっていきます。

悪いことほど早く相手に伝えることは、いつも心がけていたよ!
業務理解力
Salesforceは単なるシステムではなく、顧客の業務そのものを支えるプラットフォームです。
営業・カスタマーサポート・マーケティングなどをはじめとする顧客の業務を理解できなければ、システムを正しく設計することはできません。
といっても、最初から深い業務知識を持っている必要はありません。
案件に関わりながら、
- なぜこの作業が必要なのか
- どの部署が関わっているのか
を少しずつ理解していけば大丈夫です。
私自身も、営業プロセスやカスタマーサポートの流れは最初はほとんど知りませんでした。
だからこそ、業務のちょっとした疑問も顧客にどんどん聞くようにしていました。
その結果、業務知識を深めることができ、「この部分はSalesforceの標準機能で自動化できるのでは?」といった具体的な提案につなげられるようになったのです。
業務理解は一朝一夕では身につきませんが、質問を重ねながら経験を積むことで、必ず提案力につながっていきます。

勇気を出して質問することで、業務理解が一気に深まるよ!
Webアプリケーションの基礎知識
Salesforceはクラウド上で動くWebアプリケーションです。
そのため、HTTPの仕組みやAPI連携、認証・セキュリティといったWebの基礎知識は欠かせません。
といっても、専門的に深掘りする必要はなく、基本を理解していれば十分です。
- リクエストとレスポンスの流れ
- REST APIでデータをやり取りする仕組み
- Cookieやセッションの役割
など、一般的なWebアプリケーション開発で触れる知識がそのまま役立ちます。
私自身も、Webアプリケーションの基礎を知っていたおかげで、Salesforceの機能や設定を理解するのがスムーズでした。
例えば、外部システムとの連携ではREST APIの知識が役立ちましたし、シングルサインオンの設定でも認証の基本を知っていたことで対応することができました。

Webアプリケーションの基礎知識はそのまま活かすことができるので、安心してね!
データベースの知識
SalesforceはCRM(顧客管理システム)ですが、ベースとなる考え方をひとことで説明するなら「顧客の様々な情報をRDB(リレーショナルデータベース)で管理する」です。
そのため、
- テーブル(オブジェクト)
- 行(レコード)
- カラム(項目)
- リレーション(参照関係)
といったRDBの基本を理解していれば、Salesforceの構造もすぐにイメージできます。
私自身も、SQLでの開発経験があったことで「オブジェクトのリレーション」や「レポートの集計イメージ」がすぐに理解できました。
データベースの基礎は、Salesforceエンジニアとしての業務を支える土台になります。

RDBの経験がある人はSalesforceのこともすぐに理解できるはずだよ!
学び続ける力
私が10年以上この仕事を続けてきて一番強く実感しているのは、学び続ける力が本当に必要だということです。究極、この力さえあれば、他の力はなんとでもなるとさえ感じます。
なぜなら、Salesforceは年に3回の大型アップデートごとに新機能が追加され、数年で環境が大きく変わるからです。
昨日までの正解が、今日にはもう古くなっている、そんな世界だったりします。
だからこそ、日々の中でSalesforceの新しい機能を追いかけていかなければなりません。
「ずっと勉強し続けるのは大変そう…」
そう思うかもしれませんが、大丈夫です。
SalesforceにはTrailheadをはじめ、公式ドキュメントやイベント、勉強会コミュニティが豊富に用意されています。
特にSalesforceコミュニティはとても活発で、同じように学んでいる仲間や、経験豊富なエンジニアから直接学べる機会がたくさんあります。
また、Salesforceを扱う会社であれば、社員同士で情報を共有したり、学び合う環境が整っていたりします。
一人で学び続けるのではなく、「仲間と学び続ける」という環境を活かせば、Salesforceエンジニアとして活躍できることは間違いありません。

私の会社でもみんなで協力しあって、アップデート内容の勉強会を開催しているよ!
まとめ
Salesforceエンジニアに必要なスキルは、特別なものではありません。
大切なのは、
- 人とのやり取りを円滑にするコミュニケーション力や業務理解力
- Webやデータベースの基礎知識
- 学び続ける姿勢
です。
これらのスキルはすでにエンジニアとして働いてきた方なら、ある程度は自然に身についているものばかりです。
それをSalesforceの世界に応用すれば、十分に通用します。
私自身も、この5つのスキルを軸に経験を積んできたことで、Salesforceエンジニアとしてキャリアを広げることができました。
ぜひ今回紹介したスキルを意識して、Salesforceエンジニアとしての一歩を踏み出してみてください。
 
  
  
  
  

